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数学教育アカデミーが創立されてから15周年になります。

創立されてから10年たったとき、代表によってインターネット・サービスシステムが作られました。それは、(1)方法 と、(2)教材 とを用意して、日本全国どこにいても、家庭で優れた算数教育を行うことを可能にしたものでした。

とはいっても、教材は分数コースに限りました。その理由は、分数がもっとも大切なのに(つまり数学の学習に不可欠)、分数がわからない児童・生徒が多いという現実があったからです。欲張らなくていい。分数をひとつこの教材でマスターすれば、ほかの事は《自分で》学んでいけるからです。

自ら学ぶ力を身につけることこそが、私たちの目指すもっとも大切なことでした。

 

このたび、創立15周年を記念して、割り算、かけ算、引き算、小数、図形、正の数・負の数、文字式などの各コースを紹介することとしました。これらは、数学教育アカデミーが創立されてから徐々に蓄積されていったものです。

発表することを目的として作ったのではなく、目の前の生徒(幼児〜児童)が、らくらくとわかり、自ら学んでいく力を獲得できるように、一日一日子供たちの成長に合わせて作っていったものなのです。今回、ミスプリなどもそのままに(その点を未完成と言えば、堂々とした未完成品です)、復刻することになったのです。プリントのミスを発見することも、自ら学んでいく力につながりますので。

これらのプリントが、原型となるべきところを、ほとんどそのままに復元されたのを見て私は胸がきゅんとします。15年間の子供たちとの歴史が詰め込まれているからです。

詳しくは『開発秘話』を読んでください。

 

数学教育アカデミーは、3年前にインターネットから姿を消しますが、今回再び戻ってくることになりました。それは、Y君の京大合格(こちら→)がきっかけなのです。15周年と重なったことが、代表に、インターネットへの復活を決定させました。

Y君は本当にいろいろなことに挑戦してきました。ピアノ、マラソン、極真空手などに小学校の時から挑戦し、マラソンでは校内3位、極真空手では四国交流試合で準優勝などの成績も収めます。中学校でも、極真空手の道場まで自転車で片道10km通い続けました。冬は駅伝選手として学校代表で走りました。これらと平行して部活動はバスケットボール部に所属し、レギュラーとして試合に出て各大会で優勝していたのです。ですから、土日曜日はすべて練習や練習試合でした。でも成績は常にトップクラスだったのです。Y君は、最後まで塾へは一切行かず自分で勉強しました。高校ではZ会の教材を自分で学習していました。

それでも、田舎の公立中学、公立高校から京大に現役で合格するのは難しいと思われていました。それが、受験者生徒の中でもトップで合格したのです。

彼は言います:

「何か特別なことをしたわけではありません。基礎から応用というステップを大切にしていただけです。思えばこれは、幼少期に取り組んだプリントの中で無意識のうちに実行していたことでもあります。」

彼が取り組んだプリントは、何千枚にも及ぶ膨大な数になります。3歳ごろから一日も欠かさず、毎日取り組んだのでした。

その中から、分数だけを抜き出して6つのユニットにわけ、新しいキャラクターが同伴するようにしてインターネットサービスで紹介したのが5年前でした。

 

さて、多くの方が熱心に取り組まれ、大きな効果を上げられました。

ところが、特別な関係にあって、【分数コース】を無料で進呈した人が何人かいます。その人たちはどうだったでしょう?実は、何の効果も得られなかったのです。無料でもらったということに原因があります。何もしなかったのです。

お金を払って買う場合は、本当にそれで力がつくのか、サイトの隅から隅まで何度も目を通すでしょう。ほかの教場や教材と比べるでしょう。そうした中からこれをえらんだ人は、『秘法 SRS 直伝編』の読み方も違うのです。しっかりと読んでその理論を理解し、その方法をアレンジして使うのです。だから、子供は力がつくのです。

 

 

今、教材について書きましたが、これをどのようにして使うか、これが非常に重要であることも付記しておきます。継続しなければ力はつきません。基礎から応用というステップ(これに関する深い理論は『秘法 SRS 直伝編』をご覧ください。)は、継続しなければ本当に自分の血となり肉となるところまでは行かないのです。

そして、継続するために必要なことは何かおわかりでしょうか?「努力」ではありません。逆です。「リラックス」なのです。

楽しく続ける。これにつきると言っても過言ではありません。Y君は実は、このように、幼少期からプリントを続けてきたのです。

 

今、日本は激しい格差社会へと、歩を進めて行っています。

しかし、そんな中でも

《格差を打ち砕く方法はある!》

ということを、お知りおきください。

学校より早く、まず楽しく学ぶ。(スーパーらくらくプリントを使いましょう!)

これにより自ら学ぶ力がつきます。授業が楽になります。ゆとりができます。そのゆとりを、さまざまなことに挑戦することに使えます。

 

けれども、幼少期の親の子供への関わりなくしては、その宝(方法)もどぶへ捨ててしまうことになるのです。小学校中学年まではまだまだチャンスの時です。どうぞ、その宝を手にとって、磨いてください。

 

 

 

 

 

 


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