わり算コース
割り算の意味を理解し、2桁で割る割り算までをスラスラとできるようにするためのコースです。

以下にユニットごとの説明を加えます。

ユニット 内    容 枚数 説     明
割り算とは?その意味を理解する。

簡単な割り算

64 絵で割り算の意味を理解する(包含除と等分除)

絵なしで式だけで答えを求められるようにする

あまりのある割り算

60

あまりのある割り算の意味を理解する。

あまりのある割り算しかたを練習する

割り算の筆算

2桁÷1桁

3桁÷1桁

4桁÷1桁

83 絵を見て割り算の筆算のしくみを理解する

途中の過程を声に出して言いながら筆算をできるようにする

割り算の筆算の総合練習

76 ÷1桁 の筆算を頭の中で考えながら計算していく

ユニッット3と平行して行う

見当付け

2桁で割る割り算

3桁÷2桁

66 見当づけをまず、しっかりと理解する

その後、÷1桁の筆算を声に出して言いながら計算していく

ユニット5の総合練習

3桁÷2桁

86 声に出さず頭の中で考えて筆算をし、答えを求める

(ユニット5と平行して使うことができる)




目安の年齢としては、5歳からです。つまり、かけ算をマスターしたら割り算に入ることはできるのです。4歳でかけ算の基本をマスターすれば、割り算に入ることはできます。割り算の意味を理解することができるのです。けれども、慌てずにじっくりと取り組んでかけ算の筆算までマスターした上で、割り算に入るのがいいでしょう。

ですから、実際には6歳からと考えておくといいでしょう。

親の”欲”で強引に進めてしまわないように気をつけておきましょう。

もちろん6歳でやってもいいし7歳ではじめてもいいのだけれども、少なくても学校の授業よりは先にマスターできるように、カリキュラムをくんであげるべきです。



わり算は、2つの意味があります。「包含除」と「等分除」です(コラム参照)。これらを、具体物(絵)で視覚的に理解し、帰納的に体感させます(《情知意サイクル》の「情」)。この「情」を重視するのが『スーパーらくらくプリント』の特徴です。

これは、大脳でいうと、松果線から右脳にエネルギーが流れる段階です。慌てずにこつこつと、日にちをかけてやっていきましょう。



また、他のコースでもそうですが、「声に出して言いながら計算していく」というところがあります。これは、目で見ながら声に出してそれを耳に入れそして書くと言うバイオフィードバックをやっているのです。

このときは、親は必ずそばについて聞いてあげてください。



ユニット2のあまりの出るタイプもまずは視覚的に体験を多く積むようにしています。そこから抽象的な「式」を理解していくのです。その段階で、親が寄り添って、「割り切れないね。いくつ残るね。これをあまりと言って・・・○と書くのよ。」というように説明してあげてください。それだけでいいのです。



なお、割り算コースのなかでは、ユニット3と平行してユニット4を、ユニット5と平行してユニット6を使うことができます。これは効果的に組み合わせることで効果を発揮しますので、ご自身でカリキュラムを組んでみてください。



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